書き物
エッセイ


世界の公用語.

Delawareの音楽やデザインについて、フランスからドイツから、ブラジルからガーナから、さまざまな国からメールが届きます。
そのうちの99%が英語です。
イギリスやアメリカからのメールはもとより、母国語が英語ではない国からのメールも英語でタイプされています。
日本人であるDelawareもチリからだろうとロシアからだろうと返事はかならず英語です。

やはり世界の公用語は英語なのですね。

ちょっと待ってmomen+プリーズ!
英語圏の英語はボキャブラリが+oo much、スラングも使われたりして、英語能力のない僕らは理解するのにひと苦労です。
それに対して、英語を母国語に持たない国ぐにの英語はベリーわかりやすい。
つたないからこそ、理解しやすい。
一生懸命コミュニケーションを取ろうとしている姿勢もwe feel good!

世界の公用語って本当は英語圏の英語ではなく、英語を母国語に持たない国ぐにの人びとがしゃべる書くカンタン英語なのでは!?

We are no fool * you are no silly
We are so beau+iful * you are very wonderful
Are we no fool? * are you no silly?
Here we go!


Delawareの音楽の歌詞がカンタン英語を基本にしているのは以上の理由からです。
ホントに?
マジで?
未来の娯楽を今日楽しみましょう!



2001年

このエッセイは、単行本『雨にデザインすれば』(Ac+ar/2004年)に掲載された.


英語
ホーム